2024年3月9日、ちびまるこちゃんで有名な声優TARAKOさんの訃報が報じられました。
実際に亡くなられたのは3月4日未明、63歳でした。
まだお若いTARAKOさん。
死因は明らかにされていませんが、所属事務所は「今年に入り病と闘いながら仕事をしておりましたが、容体が急変して亡くなりました」と、急死であったとのことです。
そこで今回は、TARAKOさんの死因について、また昨年語っていた死生観について、詳しくお伝えします。
TARAKO(たらこ)プロフィール|ちびまるこ35年のベテラン声優
日本人なら誰でも知っているであろう、唯一無二の声だった──。3月9日、国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子役で知られる声優のTARAKOさんが亡くなったことがわかった。63歳だった。。~NEWSポストセブン
TARAKO(たらこ)さんのプロフィール
・本名:非公表
・愛称:タラちゃん
・生年月日:1960年12月17日 (年齢 63歳)
・没年月日:2024年3月4日
・出生地:東京都江戸川区
・出身地:群馬県太田市
・学歴:群馬県立太田女子高等学校
・職業:声優、ナレーター、女優、シンガーソングライター、脚本家、エッセイスト
TARAKOさんは本名非公表でしたが、芸名のたらこは、学生時代に『サザエさん』のタラちゃんのようなしゃべり方だったために友人から付けられたニックネーム「タラ子(『タラ』に女の子から)」に由来しているそうです。
TARAKOさんの声優デビューは1981年のテレビアニメ『うる星やつら』。
幼稚園児役でした。
翌年1982年には『戦闘メカ ザブングル』のチル役で初レギュラーとなっています。
その後「ルパン三世」や「めぞん一刻」などさまざまなアニメで声優を務め、デビューから8年後の1990年。
ちびまるこちゃんに抜擢。
最初別の方に決まっていたところ、原作者のさくらももこさんの希望により再度オーディションがおこなわれ、TARAKO(たらこ)さんの声をきいたさくらももこさんが、ご自身と声がそっくりと即決されたそうです。
1990年から一度も交代することなく、35年。
独特の声は、ちびまるこちゃん=TARAKO(たらこ)さんといったイメージですよね。
さくらももこさんに顔も似ていたといわれるTARAKO(たらこ)さん。
数々のナレーターも務められており、まだまだ活躍されたのではと思うと残念です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
たらこの死因は脳卒中!?2月に車椅子写真を公開
今年2月のTARAKO(たらこ)さんご自身のXでは、車椅子では?と思われる写真が公開されていました。
お顔や首元からかなり痩せられた印象も受けますね。
急死(突然死)の場合、原因の多くは心臓突然死もしくは脳卒中といわれています。
・心筋梗塞・狭心症 50~60%
・心筋症 30~35%
・遺伝性不整脈 10%
引用元:NHK
・脳梗塞
・脳出血
・くも膜下出血
引用元:NHK
特に脳卒中の場合、発症後の症状に「半身のまひ・しびれ」「ろれつが回らない・言葉が出ない」「立てない・歩けない・ふらふらする」などがあげられ、2月の時点で車椅子という状態であれば、脳卒中のいずれかの発症があったのではと推察されます。
本当にギリギリまで病と闘いながら、お仕事されていたのですね。
TATAKO(たらこ)は死を予言していた!?たらこが話した死生観
2023年の夏のインタビューで、TARAKO(たらこ)さんはご自身の死生観を語っておられました。
死は怖くなくなった。天国に行けば、両親や、愛犬、愛猫に会える。
天使になった友人たちにも会える~引用:毎日新聞
TARAKOさんのご両親も急死されており、ご自身の中での予言のようです。
予兆のようなものがあったのでしょうか。
関係者によると「今年に入って体調を崩した」とのことですが、公開間近のアニメ映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」に出演されており、2月末のキャスト発表の際には次のようにコメント。
嬉しすぎてやばいですありがと。
ここまできたら根性決めます!私命をかけて演じます。
こちらも急逝直前のコメントと考えるとなんだか意味深です。
ちびまるこちゃんの原作者さくらももこさんが2018年に亡くなられた際には、「私がそっちにいったら似たような声でいっぱいいっぱいおしゃべりしてくださいね」とメッセージを送っていました。
さまざまなキャラクターを演じられていますが、やはりTARAKO(たらこ)さんの声で慣れ親しんだちびまるこちゃん。
ちびまるこちゃんの2代目が今から心配ですね。
まとめ|
今回は、急逝されたTARAKO(たらこ)さんの死因について、ご紹介しました。
鳥山明さんに続いて、TARAKOさんまで。
日本アニメ界の訃報が続き、とても残念です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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