佐川満男の死因は胆のう炎！突然死の原因は？結核や胃がんなど病歴多数

2024年4月20日

俳優の佐川満男さんが4月12日に亡くなっていたことが報じられました。
84歳でした。
ＮＨＫ連続テレビ小説「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」などに出演し、渋い演技で存在感を示されていた佐川満男さん。

そこで、佐川満男さんの死因や、病歴について振り返ってみました。

佐川満男プロフィール｜今は幸せかいがヒット！紅白出場4回

「今は幸せかい」などのヒット曲で知られる歌手で、俳優としても活躍した佐川満男（さがわ・みつお）さんが１２日、胆のう炎のため死去した。８４歳だった。告別式は近親者で済ませた。～引用元：読売新聞オンライン

2024年4月20日、佐川満男さんが死去されていたことが発表されました。
現在公開中の映画「あまろっく」にも出演されている佐川満男さん、公開前の4月12日に亡くなられていました。

佐川満男さんプロフィール

・生年月日：1939年11月9日
・没年月日：2024年4月12日（享年84歳）
・出生地：兵庫県神戸市
・出身地：京都府京都市伏見区
・血液型：O型
・学歴：神戸市立須磨高等学校（中退）
・職業：歌手、俳優、タレント

佐川満男さんは1960年に上京し、ビクターレコードよりデビュー。
10代の頃から、英語によるカントリー・ミュージックの歌詞やギターによる演奏法を独学で身に付けた佐川満男さん。

地元関西で有名だったジャズ喫茶「銀馬車」では、「クレイジー・バブルス」というバンドで内田裕也さんとツインボーカルを務めたことも。

デビュー後低迷期もありましたが、「無情の夢」、「ゴンドラの唄」、「背広姿の渡り鳥」、「今は幸せかい」といったヒット曲でNHK紅白に通算4回出場されています。

また1980年代からは関西を拠点に俳優としても活躍。数々のドラマや映画に出演されています。
NHK連続テレビ小説には、なんと10本も。名脇役として渋い演技がとても印象的でした。

ぴあの（1994年）
やんちゃくれ（1998年）
オードリー（2000年）
だんだん（2008年） – 山田幹太役
カーネーション（2012年） – 加瀬譲の父役
マッサン（2014年） – 佐渡役
べっぴんさん（2016年） – 橋詰役
わろてんか（2017年） – 浅井治五郎（アサリの祖父）役
おちょやん（2020年） – 峰岸社長役
カムカムエヴリバディ（2021年） – 笹川光臣役

プライベートでは、1971年に歌手伊藤ゆかりさんと結婚。翌年娘さんが生まれていますが、1975年に離婚されています。
その後は一般人女性と再婚されました。

伊藤ゆかりさんとの結婚生活は4年と短いですが、歌手として活躍されている娘の宙美（ひろみ）さんと3人で度々共演するなど、離婚後も仲睦まじい様子がうかがえました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

佐川満男の突然死の原因は？

昨年までお元気だった佐川満男さん、突然死となった胆のう炎とはどんな症状でしょうか。

胆のう炎とは？

胆のう炎には急性胆のう炎と慢性胆のう炎があります。急性胆のう炎は、結石により胆のう管が閉塞してしまうことに続いて、胆のう壁の粘膜が炎症をおこすものですが、細菌感染が加わると重症化することもある危険な疾患です。慢性胆のう炎は、繰り返される炎症によって胆のう壁が厚くなり、胆のう自身は収縮していきます。
～引用元：おなかの健康ドットコム

佐川満男さんは3月中旬に入院され、容体が急変したとのことですので、急性胆のう炎の可能性が高いです。
胆のう炎を発症する原因は、加齢や高脂質の食事、不規則な食生活、ストレスなどの生活習慣といわれていますので、84歳という年齢があるのかもしれません。

また佐川満男さんは、これまでにもさまざまな病歴がありました。

1961年　ネフローゼ症候群、結核（3ヶ月入院）
2003年　胃がん（胃の2/3を切除）
2018年　脊柱管狭窄症（腰に8本のボルト）

胃がん手術後の2006年には、ご自身の希望で「芸能生活55周年大感謝祭～生前葬～」を地元の神戸市で開催されています。
胃の2/3を切除するという大手術をされ、生前葬には思うところがあったのかもしれません。